貫入とひび割れの違い

ほとんどの陶器の器には貫入が入っています、陶器が窯で焼かれて温度が下がって来る時に生地土と釉薬がそれぞれ冷める温度の違いで出来る細かい網目状のひびの様なものが貫入です。

ぶつけたりしたショックで出来る大きな一本の線のようなものがひび割れです。

焼き上がってすぐは貫入が見えて無い事が多いですが何年か使用すると見えてきます。

貫入は表面上だけですがひび割れは生地土まで割れているので水漏れする事があります

久々に釉薬のテストをします。

「青緑釉」と同じ系統で「青白釉」の貫入が大きすぎるので、もう少し細かくなる様に調節しようと思います

4種類の原料を混ぜ合わせて作ります一回のテストで成功すればいいのですが。



乾太郎窯(けんたろうがま)|福岡県久留米市にある陶房

福岡県久留米市にある陶房「乾太郎窯(けんたろうがま)」のウェブサイトです。 四季の色を櫨(ハゼ)灰や藁(ワラ)灰など天然灰の釉薬で陶器に表現する九州の窯元です。 インスタグラム/kentarogama検索 http://instagram.com/kentarogama